新インタビューズフィルム第1回八房龍之助先生の巻
 と言う訳で。新インタビューズフィルムで御座います。これはですね、以前、個人誌のほうでやってたんですけど、 諸事情により休刊したまま出せなくなってしまい、そこへ来て『さてどうしたことかぁ。』の開設。あ、じゃぁ、これもあれも って言う感じなんですけど、ついでにこれもやろうと。そういうことなんです。まぁ、殆どが初めて読む方が多いと思いますが 肩の力を抜けて、リラックスして読んで下さい。にしても、諸事情って便利な言葉だなぁ。
 でまぁ、このインタビューズフィルムは別に私が、インタビューしたんじゃなく取り上げる作家について書くと言う物です。
 さて、第一回目の今回は八房龍之助先生です。
 先生を知ったのは、何処だっただろう。ーんと。あ、まだ、木更津に居た頃ですね。木更津にある某工場へ派遣で行っていた頃に 知ったのが最初だったと思います。
 木更津駅前と言うと潰れてしまった某デパートや閑散としてる商店街が有名ですが書店や古本屋も結構あったりするんです。 実は、古本屋でした。初めて見かけたのは。いや、今でこそいいますが、電撃系統にはアンテナを伸ばしてなく私には未開地。私の 中のイメージとしては、どうしても、”萌え”とか”美少女”とかそう言うイメージが付き纏っていてチェックしていなかったんですわ。 ですから、先生のような存在は不思議でした。なんせ、ああいうところにこんなのが載っていると言うのは、不自然です。はい。
 その時買ったのが、『宵闇眩燈草紙』(発行/メディアワークス)の第一巻。何故か妖怪モノに縁がある私にとって久々の収穫でした。 先程の様なイメージですから、掲載誌を知った時の驚きようは尋常ではありません。「何故あそこに?」と言うのが率直な感想。 読んでみると、これは初単行本となった『仙木の果実』(発行/メディアワークス)もそうなんですけど、何処の国かは解らないんですね。 ただ、なんかヒントみたいのは随所に出てくるんですけど、それが果たして答えに導いているかは定かではない。これが微妙なんですわ。
 と言うのは、同書の第参巻の寄郡。これって、房総半島じゃぁ…。気のせいですよね、きっとね。うん。そうですよね。私は一応、千葉県民 ですけど、読めば解ると思いますが、こう言う扱いはちょっと。あ、いや。私は怒ってないですよ。話の舞台なんだから、こうなったら大変 だろうけど、フィクションだし、こう言うのもいいだろうなぁと思ってますから。第一人のこと言えないし。でも、一般の方が知ったら…。 まぁ、それはそれでいいか。
よくよく考えたら、第参巻から舞台となってるですね。はい。
 にしても。毎年一冊と言うペースは遅いなぁ。ーん、と言うか。こう言うペースでもいいと思うんですよ。私は。だって、早すぎるでしょ? 特に週刊は。増ページだぁ、なんだかんだで3ヶ月毎になってる。それに比べてみれば、確かに遅いけど、その分、イベント的な存在だと思うんですよ。 私は。あー今年はまだかなぁ。そんなものだと思います。まぁ、それが続けられるのは、人気があるからであって、編集に忍耐や義理や人情じゃない と思います。はい。
 久々に書くとどう纏めた方が良いのかわかりませんね。普通の書評と違うのはそこなんですけどね。…、さて。纏めです。さっきも書きましたけど、 一年に一冊というペースは遅いんじゃなく、行事として成り立ってるんじゃないかと。もし、これが早くなったら「あーなんかあったのかなぁ」と 思っちゃいますもんね。そういった意味でも、このペースは守っていった方が良いんじゃないかと。思います。
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