発作的コンテンツ『鋼の錬金術師』を解く…?その1
と言うわけで。唐突にこんな文章を書いております、端です。ええとですね、今ですね、『鋼の錬金術師』
第一話を見終わりました。原作の第一回をベースにしての約半分か3分2ぐらい。まぁ、あそこって殆ど
終わりかけているので、何処まで増幅出来るかがポイントになってくるんじゃないかなと、そう思うわけです。
見終わった後、ちょっと気になった事があったので、原作版の第一話と比べてみると、明らかに違うなぁと
思う部分が結構ありました。ただまぁ。こんな事を言い出したらキリがないんですけど、じゃぁ原作どおりチッ
キリとやればいいのかと言えばそうでもないし、多少いじればいいのかと言ってもそうでもない。難しいとこ
ろなんですね。本編を見てて、そう言うのがあったと気が付いたとき、こんな事を思い出しました。友人宅で
アニメ版の『金田一少年の事件簿』を見てたら、友人が「これは原作になかった台詞だ」と言いはじめたんで
す。それを聞いて、ーんと悩んでしまいました。確かにそうなんですけど、じゃぁ、原作どおりやればいいの
か?そのとき思ったのが、原作がアニメ作家の手に渡ってしまった以上アニメ作家が権限を持っていると。
つまり、原作は原作であり、アニメはアニメ。異なっているんじゃないかと。そう思ったんです。
しかしまぁ。今回のイントロダクションから入り方。凝ってますねぇ。お兄ちゃんビックリしちゃった。だって、
この兄弟の過去が語れるのは第二話の冒頭。ただし、触り。そっと触れています。だからまぁ、そう言う部
分も他の人の手に渡ったら最後、その人に委ねるしかないんですね。だからなぁ、あの謎の女もそう言う意
味合いでは出てこないはずなんだけど、出てきてる。まぁ、伏線って言うところですね。これは。
原作版の場合は、ひきなんですけどね。やっぱりそう言う違いなんだと思いますが。
だからまぁ、今回の件に関して言えば、原作の第一話をベースにして、それを壊さない程度に、なおかつ
原作とは異なった部分を醸し出しながら、構成を成しているんですね。これって、結構高度なんじゃないか
なぁ。
さぁ、次回はどーなることやら。
ただまぁ、言えるのは原作を読んでいる人でも楽しめるように創っているんじゃないかと思います。来週も
あるのかなぁ、このコンテンツ…。